モリンガは、ミラクルツリーと呼ばれるくらい豊富な栄養分を含んでいる植物です。北インド原産の木で、種、葉、茎、花、根など余すところがないと言われるほど利用価値が高く、インドのアーユルヴェーダでも使用されていることでも知られています。
モリンガのアンチエイジング効果と老化防止効果について調べてみましたので、参考にしてみて下さい。
モリンガには、赤ワインの8倍ものポリフェノールが含まれています。ポリフェノールには、抗菌・抗酸化作用があります。紫外線を浴びたり、添加物が含まれた食品を食べたり、ストレスの多い生活を送るなどしていると、体内には活性酸素が発生します。
例えば、紫外線を浴びて活性酸素が発生すると、皮膚が酸化してシミの元となる過酸化脂質が作られてしまいます。症状が悪化すると、肌の乾燥が進みシワが深くなり、乾燥肌や敏感肌になってしまいます。しかし、モリンガを摂取することで、モリンガに含まれるポリフェノールの抗酸化力によって活性酸素を除去して錆びない体作りができるんです。
それからモリンガには、βカロテン、ビタミンE、ビタミンCといった抗酸化作用の高い成分が豊富に含まれていますので、モリンガを飲むだけで体の内側からアンチエイジングと老化防止を行うことができます。
それに、丈夫な骨を作るのに欠かせないカルシウム、むくみ改善に効果のあるカリウム、貧血予防の鉄分など女性に嬉しい成分も含まれています。
更に、必須脂肪酸のバリン、ロイシン、イソロイシンが含まれているので、肌のハリを保つ効果や運動の前後に摂取して筋肉を強化するといった効果もあります。筋肉が付きやすくなると、代謝がアップして痩せやすい体質になるというメリットもあります。
バリンは、肌を内側から支えて張りをキープする効果がありますが、体内では生成することができない成分です。ロイシンは、肝機能を高める効果や運動で傷ついた筋肉を修復する効果があるとされています。肝臓は、甘いものを食べ過ぎると脂肪分解機能が弱まり、体が疲れやすくなります。酷くなると肝脂肪になる恐れもありますので、モリンガに含まれているロイシンで疲れた肝臓をケアできるのは嬉しいですね。イソロイシンには、髪の毛の8割ものたんぱく質を構成するのに欠かせないアミノ酸で、潤いのある髪を保つのに欠かせません。
他にもたくさんの栄養が含まれていますが、GABAが含まれていることもモリンガの特徴として挙げられます。GABAは、抗ストレス作用があり、ストレスや興奮した神経を沈めて精神をリラックスさせる効果があります。生理前のイライラやホルモンバランスの乱れがちな更年期の女性に嬉しい成分ですね。
このように、モリンガにはアンチエイジングと老化防止に効果のある栄養が豊富に含まれていますので、毎日モリンガを飲んで美容と健康に気を付けたいですね。