余すところなく使える万能ハーブモリンガ
モリンガは、インドやフィリピンなど南国に自生しているハーブです。日本でも、沖縄や熊本で栽培されています。海外では、奇跡の木・命の木・薬箱の木と、呼ばれているように栄養価が豊富で、現地の人はスープなどにモリンガの葉を入れて食べるなど、非常に身近に取り入れられています。
モリンガは、世界3大美女クレオパトラも愛用していたと言われているくらい、ビタミンが豊富に含まれています。ビタミンCだけでもだめですし、ビタミンAだけでもだめなんです。1種類だけビタミンを摂取しても正直なところ、意味がありません。バランスよく栄養分を摂取することで、相乗効果を発揮して、効果的にビタミンを摂取することができるんです。
お茶やサプリメントの他に、モリンガの種から作られるオイルは、肌を乾燥から守り、潤いのあるハリと弾力のある美しい肌にしてくれます。万能オイルなので、肌だけでなく、髪や全身にも使用することができます。
モリンガには、鉄分も豊富に含まれているので、貧血改善に効果があります。それから、赤ワインの8倍ものポリフェノールが含まれているので、活性酸素の除去や血液サラサラ効果が期待できます。
それから、お酒を飲む前と、飲んだ後にモリンガを飲んでおくと、翌日にお酒が残らず、スッキリすると言われいます。モリンガには、アセトアルデヒドを分解する働きがあるので、頭痛、吐き気などの症状を改善してくれます。その上、肝臓や腎臓の機能を活性させる効果があるので、二日酔いになりにくいのです。
また、モリンガには食物繊維が豊富に含まれていますので、便秘の改善にも最適なハーブです。食物繊維は、便秘だけでなく、腸内の善玉菌の餌にもなりますので、腸内環境を整える効果もあります。
モリンガは、捨てるところがないくらい有効利用することができるハーブで、飲み終わったモリンガの茶葉を観葉植物やプランターの土に肥料として撒くと、植物が元気になります。根の部分は、ワサビのような味と香りがして、香辛料として使ったり、薬などに使用することができます。それにモリンガは、二酸化炭素の吸収が、杉の木の450倍もある環境保全にも貢献してくれる凄いハーブなのです。
モリンガには食物繊維も豊富に含まれているから便秘を改善!
モリンガは、食料不足や食糧危機に備えるため、国連が世界食糧計画にモリンガを採用しています。世界では、1日1ドルの生活をしている人が10億人もいると言われています。飢えに苦しんでいる人達を救うためにも、モリンガは大活躍してくれそうな植物なんです。
モリンガは、インド、スリランカにおいて、300の病気を予防する薬箱の木として、5,000年以上の歴史があります。インドの家庭では、カレーやスープなどにモリンガを入れてスパイスや野菜として食べているそうです。それから、インド大陸の伝統的医学アーユルヴェーダにも、モリンガは使われています。モリンガは、半年間で4m~5mにまで成長し、1年もかからずに実がなります。その成長スピードのお蔭で。複数回収穫ができます。
モリンガには、栄養価として必須アミノ酸を含むたんぱく質をはじめとして、ビタミン・ミネラル・ポリフェノールなど、人間の体に必要な栄養素がたっぷり含まれている類まれな有料植物です。モリンガのアミノ酸の組成は、満遍なく一定の高さを維持し、必須アミノ酸に関しては全て含まれています。更に、紫外線の多い熱帯で育つモリンガは、身を守るために活性酸素を除去するポリフェノールを多く含んでいるのが特徴です。
また、モリンガにはレタスの28倍もの食物繊維が豊富に含まれていますので、便秘解消やダイエットとしても人気があります。飲んでも、下剤のようにお腹が痛くならず、自然なお通じが来ます。長年便秘に悩んでいた方がモリンガを飲んだことで、お腹のぽっこりした感じを改善することができるんです。
GABAが含まれている健康食品やチョコレートが注目を集めていますが、モリンガにもGABAが豊富に含まれています。発芽玄米の30倍も含まれていますので、自律神経を整えて、不眠や更年期の症状を抑えるといった効果もあります。
モリンガは、熱帯地方でしか育たない植物なので、生の葉は手に入りにくいのですが、お茶やサプリメント、モリンガシードオイルなどは簡単に手に入れることができます。